はじめに
チロリアンテープとは?
チロリアンテープは、その名が示す通り、イタリアとオーストリアにまたがるアルプス山脈東部の地域、チロル地方を起源とする装飾用のテープです。
チロルで作られる民族衣装に施されるリボンとして使われており、幾何学模様の柄などの刺繍があしらわれているのが特徴です。鮮やかな色彩と繊細な柄で、織りなす模様は幾何学的なものから花や動物などの自然モチーフまで多種多様です。
その独特な魅力からチロリアンテープは世界中の手芸愛好家に愛されています。
このチロリアンテープの使用法は幅広く、服飾、ハンドメイド作品、ラッピングなど、様々な分野で活躍します。
チロリアンテープの魅力
多種多様なデザインと豊富な色合いが魅力的なチロリアンテープはサイズの種類も豊富で、使用方法も多岐にわたります。
雑貨店や手芸店でも広く取り扱われており、手軽に手に入れることができます。
どこか懐かしさを感じさせる刺繍のデザインは、レトロ可愛いアイテムとして若い世代からも注目されています。
チロリアンテープの種類と選び方
チロリアンテープの種類
チロリアンテープの種類は非常に豊富で、素材、幅、色、デザインなど、そのバリエーションはかなりの数が存在します。
専門店はもちろん、手芸用品店、さらには100均でも販売されており、簡単に手に入れることができます。
シンプルなものから、洗練されたデザイン、可愛らしい色合いのものまで揃っているので、好みに合ったものや用途に合わせて最適なものを見つけることができます。
チロリアンテープの選び方
チロリアンテープを選ぶ際のポイントは何でしょうか。まず第一に、使用目的を明確にしましょう。使い道によって、最適なテープの種類や幅が変わります。
例えば、子供服を飾る場合、カラフルで楽しい模様のテープが適しています。一方、大人のファッションには、よりシンプルで洗練されたデザインのテープが合うかもしれません。
様々な幅のタイプがあるので、ラッピング等のリボンとして使うには細めのサイズ、バックの持ち手やカメラのストラップ等には少し太めのサイズが適しています。
チロリアンテープの基本的な使い方
チロリアンテープの基本的な使い方
チロリアンテープの使い方は様々ですが、基本的には布に接着したり、縫い付けたりします。
アイロン接着やボンドは手軽で簡単ですが、一度接着すると移動が難しいという特徴があります。一方、手縫いやミシンでは一度付けても修正が可能ですが、少し手間がかかります。
チロリアンテープを使ったハンドメイド作品の例
チロリアンテープを用いて、様々なハンドメイド作品を作ることができます。
チョーカーやヘアバンドなどのアクセサリー作りや、ベルトやカメラのストラップなど、初心者でも手軽に取り組めるものばかリです。
他にも洋服やバッグのアクセント、ラッピング等の飾り、パーカーの紐や靴ひもなど、使い方はあなたの創造力次第。
手持ちの洋服やバック等を簡単にリメイクして楽しむこともできます。
チロリアンテープの付け方
チロリアンテープの付け方:手縫い・ミシン縫い
手縫いでチロリアンテープを布に取り付ける場合、最初にテープを正確な長さにカットし、端の始末をします。
手縫いで取り付けるときには、「たてまつり縫い」がおすすめ。織り目に沿って針を通すと縫いやすいです。
目立たないように糸の色はテープに合わせると良いでしょう。布に直角にテープを縫い付ける場合、角部分は折り返して縫うときれいに仕上がります。
チロリアンテープの付け方:アイロン接着・ボンド接着
アイロン接着は、手間をかけずに簡単にチロリアンテープを布に付けられる方法です。
アイロン接着用のチロリアンテープの場合は、テープを布に置き、アイロンを適切な温度に設定して(テープのラベルを参照)、直接アイロンをあてます。
アイロン接着用ではないチロリアンテープの場合は、両面アイロンテープを使って接着します。
アイロンを使う場合は、布などの上からアイロンをあてるとテープが溶けたり色移りするのを防げます。
更に簡単に接着する方法として、布用のボンドを使う方法があります。
お子様と一緒にハンドメイドが楽しめるのでおすすめです。
まとめ
鮮やかな色合いと個性的なデザインが可愛いチロリアンテープ。
様々な種類があり、取り付け方も簡単なので、ハンドメイドやリメイクなどが手軽に楽しめます。使い方はアイディア次第で様々なオリジナル作品が作れます。
手芸用品店や100均で多数取り扱われており、簡単に購入することができるので、チロリアンテープを使って日常に「可愛い」をプラスしてみてはいかがでしょうか。
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